片頭痛が予防できるのを知っていますか?

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こんなにも多くの患者さんが頭痛で苦しみながらも、医療機関を受診した時点で痛み止めで治療する時期を越えてしまっていて、 中等度~重度の頭痛や、鎮痛剤では効果不十分な段階にまで達している患者さんに多く遭遇します。

片頭痛治療には、発作時の頓用で痛みを抑える「急性期治療」と、発作そのものを抑える「予防療法」という2つの柱があります。

昨年、頭痛発作時に飲む「発作頓挫薬」と同時に、「発作予防薬」にも非常に効果があり副作用も少ない新薬ができました。 片頭痛治療は、「急性期治療」と「予防療法」の両輪に新しい武器(新薬)がそろったことで、今後は積極的な治療が可能です。

市販薬で痛みが治らないとき、週に2~3回痛むとき、月経時の頭痛があるときは、頭痛外来にかかる必要があります。 これまで見逃されていた片頭痛患者を積極的に拾い上げ、適切な治療につなげることが、これからの課題です。

(マイタウン 2022年10月号掲載)

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百合ヶ丘 いしだクリニック-川崎市麻生区の脳神経外科・頭痛外来・内科